






〈商品概要〉
磁土で作られたボウルです。
〈技法や特徴〉
泥漿鋳込み(でいしょういこみ)という技法を用いて作られる浜坂さんの器は、いきいきとした線と色彩でありつつもフラットな絵付が特徴で、一点たりとも同じ絵柄がありません。このボウルは、凹凸のある模様の上から金彩・銀彩が施された華やかさが印象的です。
〈用途や使用感〉
口当たりの良い滑らかな質感と、軽い持ち心地で使い勝手がよく、ヨーグルトやデザート、一人分のサラダの盛り付け、お茶碗としても最適です。
※泥漿鋳込み(でいしょういこみ)
坏土(はいど)に多量の水を加え、流動性をもたせたもの(=泥漿)を吸水性の型に流し込み形成する方法。
〈サイズ〉
幅14.3cm 奥行き13.5cm 高さ7.6cm
〈素材〉
陶磁器
〈ご注意〉
・手洗いと手拭きでのお手入れをお勧めします。食器洗浄機は熱湯、熱風を強く吹きつける洗浄機能があるため、表面を傷つける可能性がありお手入れには向きません。
・電子レンジ及びオーブンの使用はお勧めできません。器に含まれる水分が急激に膨張することで破損の原因となる可能性があります。
〈洗浄方法〉
ご使用後は中性洗剤と柔らかいスポンジを使用した手洗いをおおすすめします。強い力で擦りますと、金彩/銀彩が剥がれる恐れがあります。
汚れがシミになる恐れがあるため、漬け置きをせず早めに洗浄ください。
〈乾燥〉
戸棚などにしまう際は、しっかり乾燥させてから収納ください。生乾きは臭いやカビの原因になります。
〈作り手〉
浜坂尚子(はまさか・なおこ)
陶芸家/愛知県常滑市
Instagram:https://www.instagram.com/hamasakanaoko/
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1975年東京都生まれ。2000年に武蔵野美術大学を卒業後、愛知県常滑市に移住し吉川千香子氏に師事、2004年に独立し制作を続けている。泥漿鋳込みや掻き落としの技法を主に使い、石膏型に何層もの色や絵を塗り重ね、ポップなイメージを器に反映させた作風で知られる。
ROOTS & Technique ディレクター
深井聡一郎による作家紹介
浜坂尚子さんは色泥漿による鋳込みや、ろくろで挽いた器を手彫りするシリーズ、動物をモチーフとした作品など、磁土から陶土まで様々な素材や技法を操り、独自の世界観をつくりだす作家です。柔らかくも強い意志を持って制作している浜坂さんの性格が、作る器にもよく現れているように思います。カラフルで愛らしく、一点一点の個性が際立つ器から、是非みなさんのお気に入りを見つけていただきたいです。