〈商品紹介〉
土の質感や温もりを感じる粉引のリム五寸皿です。カムロ窯による凛としたフォルムにマットな釉薬が組み合わさることで、素朴ながらも上品な印象を与えてくれます。細いリムの華奢な佇まいと、しっかりとした土の重みが印象的です。副菜やデザートの盛り付け、取皿としても活躍する大きさです。
※粉引
焼くと茶色に呈色(ていしょく)する赤土を使用し、その上から白い土で化粧を施す技法のこと。素朴な印象で独特のグレーに近いような白さや柔らかさあり、白い器のなかでも人気があります。
〈サイズ〉
直径16cm 高さ2.4cm
〈素材〉
陶器
〈ご注意〉
・電子レンジ及びオーブンの使用はお控えください。器に含まれる水分が急激に膨張することで破損の原因となる可能性があります。
・商品の特性上、歪み等がある場合がございますが、使用上問題はございません
〈目止め〉
初めて使用される際は、「目止め」を行うと変色や臭いうつりを軽減できます。
(手順)米の研ぎ汁を器がかぶるくらい入れ、弱火で15~20分ほど煮沸します。煮沸後、鍋ごと自然に冷めるまで放置します。冷めたら器を取り出し、表面のぬめりを洗い流してから水気を拭いてしっかり乾かせば完了です。
〈洗浄方法〉
ご使用後は中性洗剤と柔らかいスポンジを使用した手洗いをおおすすめします。汚れがシミになる恐れがあるため、漬け置きをせず早めに洗浄ください。食器洗浄機は熱湯・熱風を強く吹きつける洗浄機能があるため表面を傷つける可能性があり、お手入れには向きません。
〈乾燥〉
戸棚などにしまう際は、しっかり乾燥させてから収納ください。生乾きは臭いやカビの原因になります。
〈作り手〉
カムロ窯(かむろがま)
陶芸工房/山形県最上町
Instagram:https://www.instagram.com/kamurogama/
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陶芸家の川和田宗太郎と秋元哉子によって2021年9月に開窯した、山形県最上町の前森高原にある陶芸工房。現在は最上町地域おこし協力隊員として、地域の方々にものづくりの良さや面白さを伝えながら作陶を続けている。
ROOTS & Technique ディレクター
深井聡一郎による作家紹介
東北芸術工科大学を卒業した若い二人が最上で始めた窯元です。主に粉引(胎土に白土による化粧を施す技法)を得意としていますが、学生時代の二人を思い返すとまだまだ伸びしろがあり、今後さまざまな作風が生まれることでしょう。今後の展開が楽しみな作家です。どこかでそれぞれ個々の仕事も取り上げられればと思っています。