







〈商品概要〉
こだわりの釉薬で仕上げられたポットです。
〈技法や特徴〉
光沢のある深い飴色と、愛らしいぽってりとした丸みのある造形が印象的です。
〈用途や使用感〉
シンプルで気取らない伊藤叔潔さんの器は、どんな料理や食卓にも馴染み、毎日使用しても飽きがこないのが特徴です。美しいフォルムと軽い仕上がりのバランスが良く、全体的に無駄な厚みがありません。
〈サイズ〉
幅15.5cm 奥行9cm 高さ12cm
〈素材〉
陶磁器
〈ご注意〉
・オーブンの使用はお控えください。器に含まれる水分が急激に膨張することで破損の原因となる可能性があります。
・電子レンジはご使用いただけます。
〈目止め〉
初めて使用される際は、「目止め」を行うと変色や臭いうつりを軽減できます。
(手順)米の研ぎ汁を器がかぶるくらい入れ、弱火で15~20分ほど煮沸します。煮沸後、鍋ごと自然に冷めるまで放置します。冷めたら器を取り出し、表面のぬめりを洗い流してから水気を拭いてしっかり乾かせば完了です。
〈洗浄方法〉
ご使用後は中性洗剤と柔らかいスポンジを使用した手洗いをおおすすめします。汚れがシミになる恐れがあるため、漬け置きをせず早めに洗浄ください。食洗機の使用はおすすめできません。
〈乾燥〉
戸棚などにしまう際は、しっかり乾燥させてから収納ください。生乾きは臭いやカビの原因になります。
〈作り手〉
伊藤叔潔(いとう・よしゆき)
陶芸家/栃木県益子町
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1979年栃木県生まれ。高校を卒業後、陶芸家 田部井茂氏との出会いをきっかけに陶芸の道に進む。田部井氏の手伝いをするなかで窯づくりに興味をもち、23歳の時に窯職人として独立。それでもいつかは陶芸家になりたいという想いから、30歳の時に自らの窯を築いて作家として活動するようになる。こだわりの釉薬と洋風のシンプルでおおらかな器を制作する。
ROOTS & Technique ディレクター
深井聡一郎による作家紹介
伊藤さんとの出会いは、東北芸術工科大学のゼミ生とともに益子陶器市に参加した時でした。当時、益子に住んでいた私の後輩で陶芸家でもある吉村和美さんに、自宅用のポット作りの作家を紹介してもらった経緯があります。作家以上に窯作りとして名の知れた伊藤さんですが、その時買ったポットは現在も使い続けています。長く愛せる商品だと思います。