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赤土に白化粧を施し、薪窯で焼かれたカップです。灰をかぶり強い炎に晒されたカップには様々な景色が立ち現れています。湯呑みにちょうど良いサイズですが、酒器としてもご使用いただけます。使えば使うほど、愛着が湧くカップです。
〈サイズ〉
口径6.5cm 高さ10cm
〈素材〉
陶器
〈ご注意〉
※手洗い・手拭きでのお手入れをお勧めします。食器洗浄機は熱湯・熱風を強く吹きつける洗浄機能があるため表面を傷つける可能性があり、お手入れには向きません。
※電子レンジ及びオーブンの使用はお控えください。器に含まれる水分が急激に膨張することで破損の原因となる可能性があります。
〈作り手〉
芳賀龍一(はが・りゅういち)
陶芸家/栃木県益子町
Instagram:https://www.instagram.com/ryuichihaga/
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1984年福島県会津若松市生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コースを修了。2013年に栃木県芳賀郡益子町に築窯し陶芸家として活動を始める。原料となる土や石や灰を自ら採取・製造し、自作の薪窯で焼くという陶芸の原点を追いかける作風で、大きな評価を得ている。
ROOTS & Technique ディレクター
深井聡一郎による作家紹介
芳賀龍一さんは大学で木工を学び、サークルで陶芸に触れました。現代美術への渇望から彫刻学科に編入し、大学院修了後はしばらく美術家として活動。そんな中、自身の在り方に悩み世界各地へ放浪の旅に出ました。旅中は窯業地を多く訪ね、時には泊まり込みで手伝いをすることもありました。帰国後、陶芸を志すことを決め益子に居を構え、自身で掘った原料を用い薪窯で器の制作を開始します。美術作品を作り出すことと器を作ること。芳賀さんの器が少し特異に感じるのは、作品を作り出す姿勢が美術作品のそれとあまり変わらないからなのかもしれません。