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〈商品紹介〉
やわらかい白色が特徴的なこちらの器は、志野焼で有名な長石釉が用いられています。口径が広く程よい深さもあるため、おかずや副菜を盛り付ける器として重宝しそうです。取り皿としてのご使用もおすすめです。
鈴木美雲さんの作る器は、やわらかさと力強さのコントラストが織りなす曲線が美しく、手に持ったときにすっと馴染むような感覚があります。
山形ならではのものづくりを意識する鈴木さんは、山形で採取した果樹の灰からつくった釉薬を使用したり、近くの山から採取した土を素材に混ぜ込むこともあるそう。素朴で優しく、時に力強く、まるで自然を写し取ったかのように感じられます。
〈サイズ〉
直径14.5cm 高さ3.8cm
〈素材〉
陶磁器
〈ご注意〉
・電子レンジ、直火及びオーブンの使用はおすすめできません。
・商品の特性上、欠けやクラック、歪み等がある場合がございますが、使用上問題はございません
〈目止め〉
初めて使用される際は、「目止め」を行うと変色や臭いうつりを軽減できます。
(手順)米の研ぎ汁を器がかぶるくらい入れ、弱火で15~20分ほど煮沸します。煮沸後、鍋ごと自然に冷めるまで放置します。冷めたら器を取り出し、表面のぬめりを洗い流してから水気を拭いてしっかり乾かせば完了です。
〈洗浄方法〉
ご使用後は中性洗剤と柔らかいスポンジを使用した手洗いをおおすすめします。汚れがシミになる恐れがあるため、漬け置きをせず早めに洗浄ください。食洗機の使用はお勧めできません。
〈乾燥〉
戸棚などにしまう際は、しっかり乾燥させてから収納ください。生乾きは臭いやカビの原因になります。
〈経年変化〉
陶器は長く使用可能な素材です。「使うほどに器が育つ」という言葉のとおり経年変化をお楽しみいただけます。
〈作り手〉
鈴木美雲(すずき・みくも)
陶芸家/山形県
Instagram:https://www.Instagram.com/suzuki._.mikumo/
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1993年千葉県生まれ。山形県在住。2018年東北芸術工科大学卒業。在学中にアジア現代陶芸展(愛知県陶磁美術館)、ジョウモンアート展(東北芸術工科大学)、3331ART FAIR2018(アーツ千代田3331)に参加。2018年に、現代陶芸展(西武渋谷店)、二人展、ArtLinks(fragile)、漆のお椀と一汁一菜のうつわ展(qnulpAA)、2019年に、煎茶と花 ─九人展(箒星)にそれぞれ参加。
ROOTS & Technique ディレクター
深井聡一郎による作家紹介
山形市内に築窯した鈴木美雲さんは、東北芸術工科大学大学院を修了後、精力的に作家活動を続け、全国にファンを増やしてきました。ろくろや削りにおける手数を可能な限り減らした手法は、彼女なりの加飾、そして引き算としての美の追求ともいえるでしょう。私も幾つも作品を所有していますが、なぜかいつも手に取ってしまう力のある作家です。