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【商品紹介】
白化粧が躍動的に掛かった粉引の花器です。
化粧の割れや化粧をかける際についた指の跡がいい雰囲気を出しています。
シンプルな形状なため、部屋のどこに置いても違和感なく、その場を華やかにしてくれます。
※店舗でも販売している1点物のため、店舗のお客様が先に購入され売切れになる場合がございます。あらかじめご了承ください。
【サイズ】
幅11.3cm
奥行11.2cm
口径2.7cm
高さ12.1cm
【粉引とは】
元々白い土や磁器土が取れない地域で、最上とされた白色を出すために生まれた技法ですが、桃山期の茶人たちに味わい深い風合いが愛され、現代まで作り続けられています。
「粉引」(こひき)は、「白化粧」(しらげしょう)とも呼ばれ、主に鉄を多く含んだ赤土と呼ばれる粘土を用い、成形・削りをした生乾きの状態に、鉄分を含まない白土の泥を掛け、その上から釉薬をかけて焼く技法を指します。
赤土と白土が馴染むことにより、赤土の成分がにじみでたり、釉薬が化粧に吸われ、かすれた風合いが出たり、様々な変化が表れます。
【使用上の注意】
・陶器は土や釉薬により若干の吸水性がみられます。初めてお使いの際は、半日ほど水に浸つけていただくと、汚れが染み込みにくくなります。
・手洗いと手拭きでのお手入れをお勧めします。食器洗浄機は熱湯、熱風を強く吹きつける洗浄機能があるため、表面を傷つける可能性がありお手入れには向きません。
・電子レンジ及びオーブンの使用はお勧めできません。器に含まれる水分が急激に膨張することで破損の原因となる可能性があります。
・ご使用後はカビや生乾きを防ぐため、よく乾燥させてから収納してください。
【作家プロフィール】
カムロ窯(かむろがま)
陶芸工房/山形県最上町
陶芸家川和田宗太郎・秋元哉子が2021年9月に山形県最上町に構えた陶芸工房。主に粉引という技法を用いた器を制作している。川和田・秋元は東北芸術工科大学を卒業後、観光資源の創出と町有施設の利活用をミッションに最上町地域おこし協力隊に着任し、四季折々の気候と景観に魅せられ最上を拠点として作陶を行う。
Instagram:https://www.instagram.com/kamurogama/
川和田宗太郎(かわわだ・しゅうたろう)
陶芸家・最上町地域おこし協力隊
1998年宮城県仙台市生まれ
2021年に東北芸術工科大学 芸術学部美術学科工芸コース陶芸専攻卒業
秋元哉子(あきもと・かなこ)
陶芸家・最上町地域おこし協力隊
1997年青森県五所川原市生まれ
2020年に東北芸術工科大学 芸術学部美術学科工芸コース陶芸専攻卒業